我が家の息子くんは、テーマパークへのお出かけ自体は最終的には思いっきり楽しんで帰っては来るのですが、初めて行くテーマパークは、入った直後は大抵その人混みに圧倒され、様々な場所から聞こえる大きな音や雑音を怖がり、しばらくは顔を隠したりうずくまったりして慣れていくのに時間がかかってしまいます。毎回、もうこのまま帰ることになってしまうかな…というシチュエーションがほぼお決まりパターン。そんな我が家の息子くんでも、レゴランドは初めて訪れた時もそのような不安な表情を見せる事なく、スムーズにパークの環境に慣れていき、最初から最後まで一日中楽しむ事が出来ました。数ヶ月後にはディズニーランドより先に2回目のパークへ行ったほど!そんな自閉っ子でもすぐ楽しめた、レゴランドの魅力をお伝えしたいと思います!
先日ディズニーランドでの障がい者向けサポートの紹介をしましたが、ディズニーランドのDisability Access Serviceと比較しつつ紹介します。
目次
アメリカ国内のレゴランドパークは全て認定自閉症センターに
アメリカでは、International Board of Credentialing and Continuing Education Standardsによって自閉症の子供たちにとって過ごしやすい観光地、医療機関、教育機関等が「認定自閉症センター」(Certified Autism Center)として選定されています。この認定自閉症センターに選定されるには、以下のようなサービスを提供する必要があります。
- ゲストに対応するスタッフの最低80%に自閉スペクトラム症のゲストに対する特別なトレーニングを継続的に行う。
- 照明の明るさや音量等、自閉スペクトラム症のゲストに影響を与える可能性のある知覚ガイドラインの提供。
- パニックや癇癪を起こした際に落ち着かせる事のできる刺激の少ないエリア、静かな室内環境の提供。
こういった、さりげない配慮が我が家にはありがたいです。
アメリカ国内のレゴランドは新しくオープンしたニューヨーク州のレゴランドパークが2023年3月この認定自閉症センターに選定された事で、それまでのカリフォルニア州、フロリダ州のパークと合わせて全て認定自閉症センターになりました。
他の認定自閉症センターには、例えば Sesame Place、Six Flags、Peppa Pig Theme Parkがあります。今のところディズニーは入っていません。
レゴランドで受けられる障がい者向けサポートサービス
Assisted Access Passは障がいを持つ人とその家族(最大5名)が並ぶ時間を減らしてくれるサービスです。まずはゲート入ってすぐ右のGuest Servicesに行ってこの黄色い冊子をもらいます。障がいの説明や証明はいりません。もちろん悪用はしないで下さいね。


Assisted Acess Passを貰ったら、まず乗りたいアトラクションの優先者搭乗口、なければアトラクションの出口(大抵車椅子マークがあるのですぐ分かるはずです!)へ行き、スタッフさんにAssisted Access Passを渡し、次に利用できる時間を記載してもらった後、優先的にアトラクションを利用させてもらえます。その後は記載されている時刻以降にまた利用したいアトラクションへ行き、同様に次のアトラクションを利用できる時刻を記載してもらうのを繰り返します。アトラクションに乗り終わって次のアトラクションに移動している間に次の利用時刻が来ていてすぐに次のアトラクションに乗れてしまう場合もありますし、時間が空いてる場合は食事をするなどしてのんびり過ごしたりする場合もあります。何れにしてもほぼ並ばなくて良いので大変有難いサービスです。
コンセプトとしてはディスニーランドのDisability Access Serviceとほぼ同じですが、アプリではなく紙に記載というのが完全アナログですね(笑)。
ディズニーランドとの比較
プレイグラウンドが充実
息子くんが実は一番楽しんだのではないかと思われるのはプレイグランド!パーク内に自由に遊べる遊具やアスレチック等のプレイエリアがいくつもあり、思いっきり体を動かしたり走り回ったりする事ができます。アトラクションとショーがメインのディズニーランドとの差はここが大きいです。





所々にさりげなくレゴで作られたオブジェ?が置いてあったりします。正直殆どレゴと関係ないものが多いのですが(笑)、いつもの公園やプレイエリアとは違うダイナミックな遊具に息子は大興奮です!こういう所で思いっきり遊んで気分転換をすることで、パークのアトラクションも楽しめるのかもしれません。こちらはアトラクションではないので、並んで待つという事もそもそもないので好きな時に好きなだけ遊べるのは良いですね。
静かでまったりな空間
音に敏感な息子は、イアーマフを付けていても大きな音楽が流れている所は怖がる事が多いです。ディズニーランド だとパーク中の四方のスピーカーからショーやパレードの大音量の音楽やアナウンスが流れてくる事がよくありますが、レゴランドはパーク内で音楽が流れていることはほぼありません。爆音でフロートを使うようなド派手なパレードやショーは無く、あってもブラスバンドや数人規模のダンスショー程度。苦手な場合はその場から少し離れるだけでよく、比較的静かにまったり過ごす事ができるかと思います。また、レゴを使ったミニチュアの街並みを再現した「ミニランド」のエリアは人も少なめでかなり静かです。近くには、「周りに何もない」quiet areaもありますので、パニックや癇癪等を起こしてしまった場合でも人目を気にする事なく、お子さんを落ち着かせる事も可能です。ディズニーランドはそういった「逃げ場」のような場所を探すのが難しいので、発達障害を持つお子さんを持つ方にとっては安心材料になりますね。
レゴランドにはディズニーのような「夢の国」感はそこまで無いですが、まったり過ごせる感じが地味な我が家にはちょうど良いです。






比較的リーズナブルな価格設定
チケットには複数日入園できるMulti-dayや異なるパークを横断できるHopperプランもあるので単純比較は難しいですが、レゴランドの方が3−4割くらい安い印象です。レゴランドは、テーマパークとしては珍しく毎年ブラックフライデーにセールもしています。我が家もこのセールで通常価格の半額でチケットをゲット!お得にパークを楽しむ事ができました。また、春先にはBuy 1 Get 1 Free・1枚買うともう1枚無料のセールもしていましたよ!セール情報をゲットしたい方はレゴランドのメルマガを登録しておいてチェックしましょう。
ファミリートイレが使いやすい
家のトイレでおしっこは出来るようになった息子くんですが、外出先の公共トイレは様々な要因からまだ怖く感じるようで、トイレに近づいただけで泣いて絶叫してしまいます。でも一日中我慢するわけにもいかないので、多少無理してもトイレに連れて行くのですが、周りに人がいると本人も落ち着かないし、親としても周りの人目も気になりますよね😅そんな息子くんでも個室のファミリートイレなら、家族全員で入れますし、完全個室で多少安心感を感じられて、息子くんも最終的には頑張ってしてくれるので、我が家は利用できる場合は出来るだけファミリートイレを使用しています。レゴランドは一般のお手洗いの横に必ずファミリートイレが併設されており、助かりました。ディズニーランドではアプリにもファミリートイレの記載がなく、パーク内を歩き回った挙句、結局一度パークを出て駐車場まで戻ったので大幅な時間ロスにもなりました。どちらにしても、その後はスッキリ、何事もなかったかのようにまた元気に遊びに行くんですけどね(笑)。


ビーチに近い立地
レゴランドはディズニーランドがあるAnaheimから一時間程南へ行ったCarlsbadという所にあります。ビーチ沿いなので我が家は近くのホテルに泊まって翌朝ビーチまで歩いて散歩をしました。とても気持ちよかったです。

まとめ
気合を入れて行く夢の国ディズニーランドと、ちょっと気楽にゆるく行けるレゴランド。どちらも違った魅力があると思います。我が家には今のところはレゴランドの方が合ってるかなと思います。ディズニーランドのDisability Access Passは取るまでが面倒(オンラインでのミーティングが必要)でしたが、レゴランドはあっさり。混雑もレゴランドの方が少ない気がします。行ったこと無い方はぜひお試し下さい。